去年あたりから外れ易くなっていた浴室の折れ戸
軽くネット調べてみると浴室ドアの耐用年数は約15年~25年とあり、我が家のものは約13年モノなので順当に寿命が来ていたのか知れません
業者に交換などをお願いすれば1発ですが、折れ戸を外して眺めていたら何だか自分で戸車交換すれば直る単純な構造に見えてきたので部品を探して交換してみた忘備録
交換する戸車の型番を調べる
外枠のサッシは金属製ですが、戸車はプラスチック製品なので長年の使用によって摩耗したり変形したりバネの張力が弱まったりしているような気がします
サッシに貼り付けてあるシールを見ると長府製作所の製品ですが、書いてある何かの番号
BCK-1620GSSRPG---JRGEGB4
をググって見ても何の情報も出てきません…
次に、折戸に貼り付けてあるシールに書いてある何かの番号
PYLB973-WB6022
をググって見てもまたまた何の情報も出てきません…
10年以上前の製品なので、もう生産が終わっていて情報が無いのかも知れません
とりあえず戸車の形が分かれば、Amazonとかの写真と見比べて何か分かるかもと外して見ることにしました
戸車の外し方をYoutubeで調べるとどうやらペンチで挟んで引っこ抜くだけ
ちょっと力は要りますが問題なく抜けました(画像は上部戸車)
差し込む時は戸車のスイッチようなモノを上に引っ張った状態で差し込みます
下部の戸車は指でつまんでスポっと取れます
Amazonや楽天で戸車を検索しても同じ形と思われるものは見つからず、画像検索していたら「サッシコンビニ」というショッピングサイトの商品画像にクリソツなものを発見!
商品画像によるとPKB3888という刻印がしてあるらしく、手元にあるものをよーくみると無事PKB3888の文字が!
三協アルミのWY0458(可動固定兼用・上)という商品だとわかります
下部の刻印はPKB3890とありWY0460(固定側・下)という商品だとわかりました
勝利を確信して上下左右×2セットの合計8個を早速購入
2セット買ったのはまた数年後に不調となった時、戸車が生産終了しているかも?と頭によぎったので予備パーツ
10年後に壊れた時に交換して向こう20年は同じ折れ戸を使えればなと…
折れ戸ごとの交換だと4万円~と結構お高いんですよね
商品到着したので戸車を交換!
スプリングの強さ等に違いは感じられませんが、実際につけて見ると上部戸車の古い方はクルクル周りますが、新しい方は90度ごとに軽く引っかかる感じで向きを固定しやすいです
おそらくこれが正しい動きなんでしょう
正しい戸車の向きが4つとも決まっています
固定側の上部戸車の向きを間違えると、折れ戸が斜めに傾いてすぐに外れてしまうので要注意!
折れ戸を枠にハメる順番は- 折れ戸たたむ
- 畳んだ折れ戸を斜めに傾けて下部戸車をサッシに乗せる
- 上手く載せたら斜めに方向けたまま、固定側に方に寄せる
- 上部戸車の向きを合わせて折れ戸を垂直に起こす
何回かやってきたのでこの作業はスムーズに行くはずなんですが、部品交換したらギチギチになって折り戸が開きません…
何度もやり直していると下部戸車が左右でパーツが違うことが発覚
4つ購入した固定側・下を稼働側に使うと画像の邪魔になる部分がレールの上に乗っかってしまうので、枠にハマらないし動かない模様…
- 正しい戸車の組み合わせ
- WY0458(可動固定兼用・上) ×2
- WY0459(可動側・下) ×1
- WY0460(固定側・下) ×1
だった様ですね…
邪魔な部分をニッパーで切り取ってヤスリで整えれば使えるんじゃ?と思いましたが、WY0459(可動側・下)には滑車がついていてスムーズに動くようになっているのでダメみたいです
てなわけでとりあえずWY0459(可動側・下)の1箇所は古いパーツのまま使用し、新たに正しい交換パーツを2つ注文しました
買いすぎた3つはメルカリなどでいつか処分できればいいですが…
肝心の折れ戸の動きは絶好調で力を入れて外そうとしなければ外れる気配はありません
余分な出費はありましたがDIY修理は大成功!
まとめの一言
普通にやれば交換パーツを4つ購入すれば住むので送料込みで2500円ほどで直せるし難易度は低めです
最近お風呂場のドアの調子が悪いわーって悩んでる方は、業者に頼む前に戸車のDIY交換をチャレンジしてみると良いかも知れません
