なんとなくメガネ屋さんで注文時に施工してもらってるレンズコーティング
ネット調べでは経年劣化で剥がれてきたりキズが増えても修復不可と書かれており毎度新しいレンズに交換してましたが、メガネレンズなんて素材はプラスチックじゃん!
コーティング全部剥がして、研磨剤でピカピカに磨けば何とかなるのでは?と好奇心でやってみました
コーティングの剥がし方
こちらが実験体となるメガネ5年くらい使ってますが、ここ数ヶ月で急激に劣化が進んでちょっと外でかけるには恥ずかしい状態
この状態でも家用としてはまだイケますが、どうせ交換して捨ててしまうのならと…以前から気になっていたコーティング剥がしで延命にチャレンジ
こけしタロウのようなブルジョワ御用達DAISOで購入した、セスキクリーナーとレンズを入れるペンケース
ネット情報だとセスキ炭酸ソーダに一週間ほどレンズを漬け込むと、レンズコーティングが剥がれるそうです
フレームの塗装は落ちないという情報もありましたが、フレーム塗装も剥がれてしまったという報告があったので念のためレンズは外しました
この状態で3日ほど、ちょくちょく状態を確認してましたが、じわじわしか剥がれてなくて(ツメでこすると剥がれ落ちます)とてもじれったい…
試しにレンズを装着してメガネをかけてみると、中途半端にあちこち剥がれまくってるので視界は最悪です
このままあと数日待つのも面倒になり、もっと強力な方法を探したら「キッチンハイター」の原液に浸せば数時間で落ちるとの新情報を発見!
3時間でこの通り!
底に沈んでいる粉末みたいなものが剥がれたコーティングです
コーティングを剥がしたレンズはちゃんと見えるのか?
コーティング剥がし前コーティング剥がし後
結論を申し上げると大失敗!
写真ではうまく伝えられないのですが、コーティングが剥がれてレンズ表面はツルツルしてるものの、レンズ内部にクラックが入って歪んでしまったのか、亀の甲羅というかモザイクタイルのような模様がはいってまともに文字が読めません
他にもキッチンハイターの影響か黄色く変色してます
もしかすると刺激の弱いセスキクリーナーでじっくり時間をかけてやれば成功したのかも知れませんが、それでも光の反射でレンズが見づらくなるので常用はツライと思います
一般的なメガネのプラスチックレンズの場合、レンズ表面には極薄いコート膜からなる三層構造のコーティングが施されています。まずレンズ基材の真上にキズをつきにくくするハードコートが施されます。その上に光の反射を抑えて視界をクリアする反射防止コート、一番外側には水を弾いて汚れの付着を防ぐ撥水コートという順に、コーティングを重ねます。
その後・・・
結局メガネ屋さんで普通にレンズ交換して使ってます
セスキクリーナーとペンケースの出費合計200円、メガネ屋店員さんの女の子に「このレンズ一体なにやったんですかw」とぷげらっちょされた精神的ダメージプライスレス