先日ヤフオクで購入した10年落ちのIVYおじさんセット
Z77 Extreme4 + 3770K を週末に組み立てたこけしタロウの備忘録
- まずは動作チェック
- 古いPCにWindows11を強制インストールする方法
- PCケースへの詰め込み作業
- ドライバをインストール&ベンチマーク
- 怒涛のブルースクリーンRUSH!
- そして再インストールへ・・・
- 転生IVYおじさん!
まずは動作チェック
メモリが付けづらいのでCPUファンを外してみたら、ホコリがエグい事になってますが、壊れてたら掃除しても意味ないんでとりあえず動作チェック
転がっていた2Gメモリを差して電源を繋いだら、モニター、キーボード、マウスをセットしてスイッチオ~ン!
■ 一発目はとりあえず起動失敗
CPU補助電源を繋がないと動かないのかな?と補助電源をつなぎました
このマザーボードは8ピンで電源ユニットは4pinと形状が違いますが、8ピンの半分の方に差さります
もう片方の半分には形状的に差さらないようにできているので、こけしタロウのようなニワカジサカーが無理やり突っ込んで壊れるなんてことは無さそうです
■ CPU補助電源を繋いだら無事起動
ピンボケしてますがF2かDEL押せって書いてあるので押してみたらBIOS画面に入れました
■ とりあえずオーバークロック(舐めプ)
先代2600K(定格3.4GHZ)は4.5GHZにオーバークロックして常用していたので、3770K(定格3.5GHZ)も4.5GHZ以上で動いてくれないと、せっかく乗り換えてもパワーダウンでガッカリって事になります
- 比較対象パーツ
- 旧マザー:P8 Z68-V PRO(ASUS)
- 旧CPU:2600K(4C8T / 3.4GHzT / 95W)
- 新マザー:Z77 Extreme4(ASRock)
- 新CPU:3770K(4C8T / 3.5GHzT / 77W)
消費電力は95Wから77Wになるわけだから、同じCPUクーラーならもっと上げられるんじゃね?って期待を抱いて4.8GHZで起動テスト
とりあえず起動は問題なさそうなので、入れ替え作業を勧めていきます
■ 最初のトラブルはメモリーエラー
メモリを移植(8G×4本)してみたら起動しなくなりました
接触不良かと差し直したり、場所を変えたり、軽く清掃してもダメ
いきなり壊してしまったかと不安になりながらもググってみると、POSTコードを表示しているLEDの「55」はメモリーエラーとのこと
画像の青色のメモリは3枚持ってるんですが1枚ずつ差してみてもどれもダメ、黄色のメモリやさっきの2Gメモリならちゃんと起動するし、旧マザーに青メモリーを戻してみるとちゃんと起動
これが有名な「メモリーの相性問題」ってやつですかね?諦めて8G×2本で行くことに
黄色のメモリの型番を調べると「CFD社のelixir」、ヤフオクでもたくさん出品されていていつでも買い足せそうです
古いPCにWindows11を強制インストールする方法
Windows11のインストール要件は- 64bitCPU
- メモリ4GB
- UEFI、セキュアブート対応
- TPM2.0
- DirectX12以上 (WDDM2.0)に対応
なんかよくわからんけど「第8世代以降の新しいCPUじゃないとダメ!」みたいですが「Rufus」ってソフトを使えば要件を満たさない古いCPUでもインストール可能です
マイクロソフトは非推奨としているやり方なので自己責任、現在使えても将来は使えなくなったりトラブル可能性も大いにあるので、仕事用のデータが入っているような大切なPCはWin10のサポートが切れるまでWin10を使いましょうね!
Sandyおじさんは古いPCの延命に命かけてるからやるしかないのよ・・・- ★Rufusを使用して非互換PCにWindows11をインストール
- 「新規インストール」もWin10のファイルや設定を引き継いで直接「アップグレード」も可能です
- USBをメモリを用意
- Rufusをダウンロード(GitHub) ※少し古いRufus3.18で確認
- Rufus3.18を起動しダウンロード機能を使ってWin11のISOファイルをダウンロード
- 「イメージオプション」では「Extended Windows 11 Installation(no TPM / no Secure Boot)」を選びます
※Rufus3.19、Rufus3.20では(no TPM / no Secure Boot)が出てこない - 完成したら一旦電源を切り、再起動してBIOS(UEFI)画面でUSBメモリで起動できるように設定
- Rufusを入れたUSBメモリから起動し、画面の指示に従ってWindous11をインストーる
PCケースへの詰め込み作業
OSのインストールが滞りなく完了したので、むき出しだったパーツ達をPCケースの中に詰め込みます
CPUクーラーも手持ちのモノのほうがファンが2個ついてて冷却性能が良さそうなので、交換するために外してグリスを拭き取ってみましたが綺麗なモンです
俺メモ:楽天市場での購入履歴を遡るとCPUクーラーの型番は「Noctua NH-U12P SE2」
LGA775/LGA1366/LGA1155/LGA1156/ とあるのでこれ以降の新しいマザボへの流用は難しそう
CPUクーラー載せ替えて温度チェック、30℃代なので多分ちゃんと換装できました
ドライバをインストール&ベンチマーク
ドライバをインストールしようとしてもドライバの入ったマザボ付属CDがありません
公式サイトから1つずつダウンロードしてくれば良いのですが、なんだか面倒だなと思いDriver Boosterってのを使ってみました
古いドライバーを検出して最新バージョンにアップデートできるユーティリティソフトです。
最新の状態にすることで、ネットワークの不調やグラフィックの問題など、ドライバー起因の問題点を解決できます。 本ソフトを起動すると、PC 内の古いドライバーを自動で検出。
「全てアップデート」ボタンをクリックすると、最新バージョンを自動でダウンロードしてインストールすることができます。
■ 負荷テストでOCCTを走らせてみたら無事死亡
負荷テストを始めたのでスマホで5chを見ていたら、PCが落ちててメンタルに深いダメージを負います
4.8GHZではダメでしたが、先代2600Kは4.5GHで常用していたので、3770Kも同等の4.5GHZでは動いてほしいと設定を落としてチャレンジ!
今度は1時間完走できたものの最大温度が90℃に迫る想定外の数字でびっくりポン…消費電力は2600Kより低いはずなのに…
調べてみると第3世代からはCPU基盤とヒートスプレッダとの接着をソルダリング(ハンダ付け)からグリスに変更された為、経年劣化で熱伝導率(冷却性能)が低下してしまうとか…
そういえば昔良く見かけた気がするな、そんな話
Cinebench R23のスコアは2600Kの「4076」から「4248」にちょっと上がってるし、「何よりPCIE3.0が使えるようになったので全然OK」と思っていた時期が僕にもほんの少しだけありました
色んなアプリを再インストールして完成のはずが、ここから恐ろしい攻撃を受けてメンタル完全崩壊です
怒涛のブルースクリーンRUSH!
ほんの数時間の作業しただけで「青い死の画面」乱舞!
他に写真撮り残せなかったブルスクもありますし、原因を調べようとググってる最中に次々と新しいエラーが出てきて、何から手を付ければいいのか完全にお手上げ・・・
思い当たる原因はドライバを当てる作業を楽したくて使ってみた
Driver Boosterしかありません
↑「最悪」「ぶっこわれた」「起動しなくなった」といったレビューがズラッと並んでたんですが、これだけ古いマザボなら既知の不具合も解決されてんじゃね?って都合よく考えてしまったんですよね
そして再インストールへ・・・
全く使い物にならないのでやり直し、今度は基本に忠実にやりますた
そもそもWindows11は優秀なOSで、インストールするだけで適切なドライバが組み込まれるんで素人が余計なことすんなって話ですけどね・・・
- BIOSが2.70だったので最終版の2.90に更新
- オーバークロックを中断して定格運用
- Windows11をクリーンインストール
- グラボのドライバは公式から最新のものを入れる
- 他のドライバは公式から落としたものを手動で当てて更新
Driver Booster乱用は「ダメ。ゼッタイ。」
転生IVYおじさん!
ブルスクラッシュがトラウマになり、いつブルスクが来るかとオッカナビックリしてましたが、ドラテンの4垢起動プレイとかの日常業務をこなしてもアプリが落ちるとかもなく、無事に稼働時間が2日を超えました
なんかもう大丈夫なんじゃないかなあ?
今後もしばらく様子見て問題なければ、先人達が残してくれたレシピなどを参考にオーバークロックしていきたいと思います!